後で後悔しても遅い!融資は計画的に!

『給料前でお金が無い』とか、『お金が無いんだけどほしいものがあるから買っちゃおう』みたいに、お金を借りる理由は人それぞれです。今は、日本人の10人に1人がキャッシングを利用している時代です。つまり、お金を借りると言う行為は、極々普通のこと、一昔前のような、後ろめたさや恥ずかしさを感じるようなことはまったく無いと言っても良いでしょう。

しかし、借りる人が増える一方で、返せなくなって困っている人が増えているのも事実です。キャッシング等の融資を受けているほとんどの人は、自分が支払える範囲内での融資を受け、そして、確実に返済していることと思います。が、中には自分が支払える範囲を超えた融資を受けてしまう人も存在しているのです。

このような状態に陥ってしまうと、それこそ、人には言えなくなってしまいます。自分で何とかしようと、返済のための融資を繰り返し、気が付くとお金を貸してくれるところが無い状態に・・・。この先は、ヤミ金に手を出したり、夜逃げをしたり、最悪の場合は自分の命にまで関わってきてしまいます。

こうならないために大事なことは、返済計画をしっかりと立てること。これに尽きます。まずは、お金を借りる前に、自分の今の生活を見つめ直してみて下さい。無駄遣いはしていないか、本当に借りなければいけないのか、一時的な感情(勢い)で借りようとしていないか。

どうしても借りなければいけないと言う結論に至った場合は、今の自分の収入はいくらか、毎月の支出はいくか、返済に充てる事が出来るお金はいくらあるのかをしっかり確認しましょう。その上で、いくら借りて毎月いくらを何か月返済し続けるのか決めて下さい。

キャッシングや融資を受ける前のこの作業は、これからの自分や家族の生活を守るとても重要な作業です。後で悔やんでも結果は変わりません。本当にどうしようもなくなった時には、任意整理・民事再生・自己破産などの債務整理が有効ですが、それをしてしまった場合、後の生活に色々な制限が課せられてしまいます。

そんなことにならないためにも、事前の計画をしっかり立て、自分に見合った融資を受けるようにして下さい。融資は、自分の生活を彩る手段の一つですが、やり方を間違えると、逆に生活を破たんさせてしまう危険をはらんだ、怖い手段にもなり得ます。皆さんの生活をより良いものにするために、融資は計画的に利用するようにして下さい。

閉じる