収入面で不安…母子家庭でもキャッシングでお金は借りられる?

昔と比較すると、家族の形態は多種多様になってきています。中でも、シングルマザーや未婚の母が増加し、母子家庭の数は昔に比べて増えているといいます。母子家庭で困ることといえばやはり収入であり、一般的な家庭とくらべても年収の低さが目立ちます。

しかし、子供には出来るだけお金をかけてあげたいですし、入学などでまとまったお金が必要になることもあるでしょう。そのようなときは、一時的にキャッシングからお金を借りることでその場をしのげることも多いのではないでしょうか。

できることであればお金は借りたくない、と思うのは当然のことですが、給料日前に振り込まなければならない時や、返す当てはあるけどすぐにまとまって用意できないときなど、一時的にキャッシングを利用することはアリだと思います。利息も日割りですから、数日借り入れるだけならばほとんど利息もつきませんので安心です。

母子家庭ではキャッシングを利用できないのでは?という疑問もたびたび聞かれますが、そんなことはないので安心してください。安定した収入があれば借り入れることが可能です。正社員が一番望ましいですが、派遣社員や契約社員をはじめ、パートやアルバイトなどの非正規雇用でも問題なく借り入れることが出来ます。ただし、年収の3分の1までの額しか借り入れることは出来ませんので、大きな額は借りることが出来ないということは覚えておいてください。自分の年収以上の大きな額を借り入れても返済に困ることになってしまうでしょうから、その点は当たり前とも言えますが。また、旦那さんに先立たれてしまった場合、遺族年金も収入の一部として認められますので、借り入れられる額も遺族年金の額に応じて増えることになります。対して、離婚時の慰謝料は年収の対象にはなりませんので注意してください。

キャッシングは非常に便利ではありますが、返済が負担になることも事実です。あまり収入がない母子家庭であればなおさらだと思います。まだまだ法整備がされているとは言いがたいですが、それでも現在母子家庭を出来るだけ保護しよう、サポートしようという動きになっており、母子家庭に対して減税や児童手当など、さまざまな補助制度があります。国だけでなく、市町村が行っているサポートもあります。学資金などが必要な場合は公的なローンもありますので、まずは公的な機関に相談して自分がどのようなサポートを受けることができるのか、詳しく話を聞いてみてはどうでしょうか。

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