将来にも影響アリってホントなの!?銀行員とキャッシングの関係
銀行員とキャッシング…お金に関わるものとして、非常に近いところにいるように見えますが、なかなかその関係は複雑なようです。
なんとなく、私は銀行員と言えばお金に対していい言い方で言えば几帳面、悪い言い方で言えば細かいというイメージがあります。やはりお金を扱う仕事をしている以上、お金がもたらすパワーも怖さも知っているのではないか?と思ってしまうんですね。また、銀行員の人の中にはキャッシングに対して非常に冷ややかな目で見ている人も多いという話も聞きます。一般的なイメージも含めてもちろんですが、やはり銀行に比べると消費者金融のイメージは悪く、蔑むといっては言いすぎですが心象は悪いもののようですね。
しかし、意外にもキャッシングを利用している銀行員はいるようです。「消費者金融をバカにしている感じなのになぜ?」と思うかもしれません。そもそも、銀行員は借金なんてしないイメージがあるので私としても驚きでした。しかも、銀行員なんて収入が安定しているイメージがあるため、借金なんてする必要がないとも思ってしまいます。
銀行員がキャッシングを利用する理由はもちろん個人によって様々なので一概にこれ!とは言えないのですが、非常に遊興費が高いことが理由のひとつにあるようです。営業をしていく中で、多くの社長さんなどお金をもつ人と知り合いになります。彼らの金遣いを見ていたり、接待などでお金を使っているとお金に対しての感覚が麻痺してしまうことがあるのだそうです。そうして、お金は入ってきますが、それ以上にお金が出て行ってしまう生活を送る人も少なくないのだとか。お金が非常に近いところにあると感覚が麻痺してしまうというのは、なかなかに納得してしまうところがありますね。
とはいえ、やはり銀行員から見てキャッシングを利用している人というのは心象としていいものではありません。住宅ローンを組むときや、就職で銀行員を希望している場合はキャッシングの履歴が残っていると非常に不利になります。特に就職したい場合、借入状況は必ずチェックされます。自分が借りていなくても、家族が消費者金融から借り入れをしているだけで採用が不利になる、なんて話もあるくらいなのです。キャッシングの利用履歴は5年程度情報として残りますので、就職活動前に全て精算したとしても、履歴はしっかり残っていますので、銀行員を目指す場合は学生生活の中でキャッシングの利用は一切しないようにしないといけません。住宅ローンや車のローンに関しては、特に不利になることはないようですので安心してください。住宅ローンを組みたい場合は、現在借り入れがあるならば完済してからのほうが審査に通りやすいと言われています。利用履歴が残るという条件が一緒であれば、返済が続いているよりも一切借金がない状態のほうがお金を貸しやすいからです。頭金を多少崩してでも完済を優先したほうがいいでしょう。
今は、銀行もカードローンとして消費者金融に似た事業を行っていますので、少しは目をつぶってくれてもいいのでは…と思うのですが、なかなかそうはいかないのでしょうね。